2017年 WordPressのスピード面を重視したレンタルサーバ徹底比較

お仕事がら、お客様のサイトを作ると同時にサーバを提案する事が多々あります。

大きめの企業の場合は専用サーバやクラウドサーバを使用したりしますが、
今回は比較的安価なレンタルサーバの中でもWordPressのスピード面を考慮した比較を行いました。
サイトの目的に合わせてご参考ください。

表示スピード(処理スピード含む)を考慮すると何がいいの?

その前に、なぜゆえスピードが大事なのか。

簡単なところでまとめてしまうと下記のメリットがあります。

  • ユーザのストレスにならない
  • もちろん更新側のストレスにもならない
  • SEO的に有利かも

表示スピードがSEOに今後どれだけ影響を与えるかはわかりませんが、Googleはユーザエクスペリエンスをかなり重視していますので、先に控えているモバイルファーストインデックスの事を考えると、今のうちに対策する事をおすすめします。

また、表示に3秒かかると、半数のユーザはそのサイトを離脱してしまうと言われています。
つまりは、SEOをでせっかく順位が上がっても、ユーザがストレスを感じてしまえば離脱が多い残念なサイトになってしまいます。

レンタルサーバの候補

下記のレンタルサーバは私がこれまであつかった事のあるサーバ会社の中から、いくつか選んでいます。

サーバの管理画面の使いやすさも参考までに補足でいれています。
管理画面がやたら重かったり、操作感やUIが使いにくかったり…ありますよね。

(すでにおすすめ1位は決まっているのですが、私もきちんと比較したことはないので、自身の振り返りも含めて。)

サーバ選手権 参加者一覧(サーバ候補一覧)

  • エックスサーバ
  • wpX
  • sixcore
  • CPI
  • お名前.com
  • さくらインターネット
  • カゴヤ
  • webarena
  • xrea
  • ヘテムル
  • ロリポップ

etc

…ときりがないのですが、この中でも次を比較対象とさせていただきます。

代表選手一覧(おすすめサーバ一覧)

  • エックスサーバ
  • wpX
  • sixcore
  • CPI
  • お名前.com
  • さくらインターネット

カゴヤやwebarenaも優秀だったかと思うのですが、使用したのが昔の事なので外させていただきました。

いきなり結果

エックスサーバーwpXレンタルサーバーCPIレンタルサーバーシックスコアさくらのレンタルサーバ ビジネスお名前.com
おすすめプランX10-シェアードプランS1プランビジネス共有サーバ
価格帯12000円/年

初期費用3000円
12000円/年

初期費用5000円
45600円/年

初期費用0円
(年一括払いの場合)
21600円/年

初期費用1800円
(年一括払いの場合)
25714円/年

初期費用5142円
10000~20000万/年

初期費用0~18000円
体感スピード◎抜群〇~△
メモリ192GB192GB?96GB22GB
CPU20コア16コア
体感安定性〇~△
特記事項無料SSL証明書の「Let's Encrypt」が
ワンクリックで設置でき、
以降、面倒な更新作業が不要!
無料SSL証明書の「Let's Encrypt」が
ワンクリックで設置でき、
以降、面倒な更新作業が不要!
サーバ管理画面が少々使いにくい感ありサーバ管理画面の
処理が重め
サーバ管理画面が
とても重い
備考ドメイン無料プレゼント等、
お得なキャンペーンを行ってる事が多々あり。
ドメイン無料プレゼント等、
お得なキャンペーンを行ってる事が多々あり。
WP特化型なので不自由な面もあり。
KDDIというブランド力があるので、
お客様の安心感を得られます。
S2プラン以上では、
プランに応じた数のドメインを
永久無料プレゼント
ドメインで有名なお名前.com。
ドメイン取得とお得なセットもあり。
公式サイトへエックスサーバーwpXレンタルサーバーCPIレンタルサーバーシックスコアさくらのレンタルサーバ ビジネスお名前.com

 

こうして並べるとわかりますが、スペックがわかりやすく表記されているサーバが少なく、堂々と表示しているという事はそれだけ自信があるのでしょう。

見ていただいた通り、ずばり「エックスサーバ」がダントツでおすすめです。
何といっても抜群のスピードと安定感。私は昔はさくらサーバにお世話になったり、もっと昔はxrea等、安さ重視で使用していましたが、ここ最近はエックスサーバ一筋です。愛しています。

wpXというエックスサーバのWP特化型というサービスもあるのですが、正直なところ通常のエックスサーバとあまり変わらないのに料金が少し高い。それなのにWPの設置数が制限されていたり、ディスク容量が通常のエックスサーバより少なかったり…(なるほど)そういった制限の上で運営しているので、サーバ全体でスピードや安定を確保できるという事ですね。きっと。

次におすすめしたいのがCPIです。
こちらは「KDDI」というブランド力がありますので、お客様への安心感が抜群です。
多少管理画面が使いにくかったり、FTPでの接続が不安定なところもありますが、処理スピードと安定感は優秀ではないでしょうか。

まとめ

WPの表示スピードを重視した場合のおすすめサーバは

  1. エックスサーバー
    (エックスサーバ系列)


  2. CPIレンタルサーバー



いずれもお試し期間か初期数か月無料といったサービスがありますので、実際に試してみて体感してみてください。